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【スポーツ】

川崎7発、首位射程 「前へ」徹底、家長が先制弾

川崎−札幌 前半、先制ゴールを決めた川崎・家長(右)と、祝福する小林=等々力で

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◇明治安田J1第26節第2日 川崎7−0札幌

 (15日・ベストアメニティスタジアムほか=6試合)

 首位の広島は鳥栖に0−1で敗れた。勝ち点は55のまま。2位川崎は札幌に7−0で大勝し、同49とした。3位のFC東京は仙台に0−1で敗れて6試合勝利がなく、同42。

 最下位の長崎は鈴木の3ゴールなどで名古屋との打ち合いを4−3で制し、連敗を5で止めて8試合ぶりの勝利を挙げた。名古屋の連勝は7でストップした。G大阪は神戸に逆転勝ちし、清水は柏を下した。

 まるで「表裏」で攻守が分かれる野球のような試合だった。前半25分までは札幌が圧倒的に攻め、3点取ってもおかしくない展開だったが、残りの65分間は川崎が相手をいたぶるように攻撃し、チーム最多タイの7得点。「裏」で攻めた川崎の「コールド勝ち」とも言うべき大勝だった。

 日本代表にデビューした守田が負傷欠場。大島もけが明けで不安があった立ち上がり、川崎はぼろぼろだった。

 ただ、鬼木監督は「前へプレーしよう」と言っただけ。横パスやバックパスがミスになり、ピンチになっていた。それを前に進めることでピンチがなくなり、逆に相手からボールを奪う動きも見違えるように良くなった。

 独走状態だった首位広島が敗れた直後の試合。「前へ」の意識が高まって前半28分に波状攻撃から家長のゴールで先制すると、あとはせきを切ったかのようなゴールラッシュで上位対決を制した。

 これで首位広島との勝ち点差は6となり、川崎は消化試合が1試合少ないため、実質的に「1試合差」と言ってもいい。ゴール量産で得失点差も「+20」。「+21」の広島にほぼ並んだ。「選手たちが自分たちで試合をコントロールした」と鬼木監督。川崎に「連覇」の光が見えてきた。

  (大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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