東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

桃田、福島・広田組V バドミントン・ジャパンOP

男子シングルス決勝でタイ選手を破って優勝した桃田賢斗=武蔵野の森総合スポーツプラザで

写真

 ジャパン・オープンは16日、調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで各種目の決勝が行われ、男子シングルスで今年の世界選手権を制した24歳の桃田賢斗(NTT東日本)がコシット・フェトラダブ(タイ)に2−0で快勝し、日本男子で初優勝した。

 女子ダブルスは世界ランキング1位の福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が陳清晨、賈一凡組(中国)を2−0で下して初制覇した。

 女子シングルスで2017年世界選手権優勝の奥原希望(日本ユニシス)はリオデジャネイロ五輪金メダルのカロリナ・マリン(スペイン)に1−2で屈し、3年ぶりの優勝を逃した。

 今大会は2020年東京五輪の競技会場で実施された。

◆堅守桃田 進撃阻む

 強気の攻めで駆け上がってきた挑戦者の進撃を堅い守りで受け止めた。男子シングルスの桃田は序盤のラリーで流れをつかみ、後半の攻勢につなげて完勝。2年後の東京五輪と同じ会場で強さを見せ「すごく縁起のいい体育館になった」と充実感を漂わせた。

 相手のフェトラダブは世界ランキング26位。4位の桃田から見れば格下だが、今大会は同2位の石宇奇、リオデジャネイロ五輪金メダルの〓龍(いずれも中国)を撃破して波に乗る。この日も、立ち上がりは互角の攻防を演じた。

 勢いづくフェトラダブに有効だったのが「相手より動いて1球でも多く返そう」と心掛けたレシーブ。第1ゲームの11−8の場面では、強烈なスマッシュを三たび拾って得点を奪った。心身のスタミナを消耗させて迎えた第2ゲーム。スピードを緩めてラリーに持ち込もうとするフェトラダブに、今度は強打が面白いように決まった。

 守備に偏ったアジア大会の教訓から、積極的なプレーを意識し、攻守がバランスよくかみ合った。北京、ロンドンの両五輪を制した林丹(中国)、世界ランキング1位のビクター・アクセルセン(デンマーク)らを破って実力を示したが、気の緩みは感じられない。「守り主体で崩すスタイルが、相手にも研究されている」。もはや世界中からターゲットにされている現状が、桃田の躍進ぶりを物語っている。 (佐藤航)

※〓は、言に甚

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報