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【スポーツ】

コイ、鮮やか逆転M3 雨中ここぞの一打

8回広島1死二塁、適時三塁打を放ち喜ぶ広島・新井=マツダで

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◇広島7−3阪神

 広島が逆転勝ちで優勝へのマジックナンバーを3とした。2−3の七回に鈴木が左前に同点打、松山の遊ゴロが失策を誘って勝ち越し。八回は新井の三塁打などで3点加えた。一岡が5勝目。阪神は能見が誤算。

     ◇

 セ・リーグでは過去に巨人しか達成したことのないリーグ3連覇を目前にしても、広島ナインは至って冷静だった。2日続けての雨中の一戦となったこの日も、3点のビハインドを鮮やかにひっくり返し今季37度目の逆転勝ち。緒方監督は「粘り強く集中力を切らすことなくやってくれた」。悪条件でも普段通りのプレーを貫く選手たちの姿が実に頼もしそうだった。

 0−3の五回。打ちあぐねていた阪神の先発小野を捉えた。先頭の会沢が投手強襲の内野安打を放ち、2連続四球で無死満塁。打席には8月17日以来、1番に戻ってきた田中。「いつも通り。やるべきことは変わらない」。右犠飛で1点を返すと、この回さらに1点。1点差に詰め寄って迎えた七回には2死からチャンスメークし、4番鈴木が左前へ同点打。続く松山の遊撃への当たりが敵失を誘い、勝ち越しに成功した。

 八回には新井が右方向へ2季ぶりの三塁打となる適時打を放つなど3点を追加。今季限りでの引退を表明しているベテランは「粘ってつないで、いい攻撃だった」。広島らしく終盤の勝負どころで一気に畳み掛けた。

 これで優勝へのマジックナンバーは3に。それでも新井は「まだ、その日にならないと」と言う。あくまで頭にあるのは目の前の試合をどう勝つか。その積み重ねの先に歓喜の瞬間が待っている。 (中川耕平)

 

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