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【スポーツ】

広島らしくM1 松山サヨナラ打、一丸で逆転

9回広島1死二、三塁、サヨナラ打を放った代打松山(手前右)に集まって喜ぶナイン=マツダで

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 セ・リーグは23日、首位広島がDeNAに2−1でサヨナラ勝ちし、優勝へのマジックナンバーを一つ減らして「1」とした。24日に、広島がDeNAに勝つか、2位ヤクルトが中日に負ければ、球団初の3連覇となる9度目の優勝が決まる。広島は引き分けても、ヤクルトが引き分ければ、1991年以来の地元胴上げとなる。

◇広島2−1DeNA

 広島がサヨナラ勝ちし、優勝へのマジックナンバーを1とした。1−1の九回1死二、三塁で、代打松山が右前打で試合を決めた。2番手の中崎が4勝目。DeNAは三嶋が打たれ、連勝が4でストップし、広島戦負け越し。

     ◇

 マツダスタジアムに今季最多の3万2309人が詰めかけた一戦。最後の最後に、広島ファンの歓声と視線を独り占めにしたのは松山だった。同点の九回に代打で登場し、サヨナラ打。「本当に最高です」。一振りで優勝へのマジックナンバーを1とし、お立ち台で満面の笑みを浮かべた。

 1死二、三塁。「とにかく三振しないように。何とかバットに当てようと」。フルカウントからの6球目、三嶋の内角高めのスライダーを振り抜いた。ライナー性の打球が右前で弾む。一塁を回ったところでチームメートから手荒い祝福を受けたベテランは「(自分で)決めたい思いはありました。正直」とちゃめっ気たっぷりに言った。

 「選手全員でいい野球をしてくれた」。緒方監督はそう強調した。終盤まで続いた息詰まる投手戦。先発の大瀬良は「自分がやりたいような投球ができた」と8回1失点。1点を追う六回には、相手のミスから築いた好機で西川が同点打を放った。そして最後は途中出場の松山が決め、今季38度目の逆転勝ちを飾った。

 松山が「こういう勝ちは勢いに乗れる。このまま決めたい」と話せば、指揮官も「あと一つ。勝って、決めましょう」。球団初のリーグ3連覇へ。ついに手が届くところまで到達した。 (中川耕平)

 

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