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【スポーツ】

大坂、凱旋優勝逃す 休みなく…疲労重く

大坂なおみ−カロリナ・プリスコバ 決勝戦で敗れ、準優勝の大坂なおみ=東京・アリーナ立川立飛で

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◇東レ・パンパシ

 女子の東レ・パンパシフィック・オープン最終日は23日、東京・アリーナ立川立飛でシングルス決勝が行われ、四大大会の全米オープンを初制覇して凱旋(がいせん)試合となった第3シードの大坂なおみ(日清食品)は第4シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)に4−6、4−6で敗れ、初優勝はならなかった。

 20歳の大坂は2016年大会準優勝以来2年ぶりに進出した決勝でミスが目立ち、日本勢で1995年大会覇者の伊達公子以来23年ぶりの頂点に届かなかった。ツアーを統括するWTAによると、大会後の世界ランキングで大坂はKa・プリスコバと入れ替わり、7位から8位に下がる。

 元世界1位のKa・プリスコバは初制覇。ツアーで今季2勝目、通算11勝目となり、優勝賞金13万7125ドル(約1550万円)を獲得した。

     ◇

 最後は186センチの長身から打ち下ろすKa・プリスコバのサーブに反応できなかった。大坂は全米オープン初制覇後の凱旋大会を優勝で飾れず、「自分自身のミスが多かった」と肩を落とした。

 上々の滑り出しが暗転したのは第1セットの第5ゲーム。今大会4試合目で初となるダブルフォールトが絡み、先にブレークを許した。精度の高い相手のショットにも押され、このセットを落とした。「何が悪いか分かっていたが、修正できずにいた」

 第2セットの第7ゲーム後にはサーシャ・バイン・コーチからアドバイスを受けたが、「最終的な結果を見れば全てがいい方向に回っていなかった」。試合後に打ち明けたのは極度の疲労。「このところずっと休む間がなかった」とプレーに重く響いた。

 取り巻く環境が一気に変化し、大きな注目を浴びてきた20歳は「どんなことが起きているか、ゆっくりと座って自分なりに観察することができていない」と率直に語る。気力で戦い抜いた今大会。準優勝にも「とても誇りに思える1週間だった」と前を向いた。 (磯部旭弘)

 

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