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【スポーツ】

西武 特急10連勝 秋山、九回逆転満塁弾

9回西武1死、秋山が左中間に逆転満塁本塁打を放つ=楽天生命パークで

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◇西武4−3楽天

 西武が逆転勝ちで10連勝を飾った。0−2の九回1死満塁から、秋山の22号本塁打で試合をひっくり返した。八回を抑えた増田が2勝目、九回はヒースがしのぎ11セーブ目。楽天は九回に森原が打たれ、反撃も届かず4連敗となった。

 ◇ 

 西武打線は最後まで諦めない。2点を追う九回、3安打を集めて1死満塁の好機。ナインの思いが届いたように秋山の打球は、バックスクリーン左へ飛び込んだ。起死回生の逆転満塁弾。ヒーローは「最高の場面。思い切っていって良かった」とうなずいた。

 カウント1−1からの3球目。高めの直球を完璧に仕留めた。直前の1球は低めの真っすぐを強振したが、タイミングが合わず、空振り。それでも直球狙いを変えなかった。「2点差なので、犠飛を狙う場面ではない。フォークが来たらしょうがないと、腹をくくって振った」

 八回までは4安打と打線が沈黙した。辻監督も「半分負けていた」と振り返ったが、先頭の中村がゴロのバウンドが変わる遊内野安打で出塁。森の投ゴロで相手が併殺を取れず、走者が一塁に残ると、風向きが変わった。運を味方に付けるように、岡田、源田が連打で追い詰め、秋山に回した。今季何度も見せた「つなぐ野球」の本領発揮だった。

 破竹の10連勝だが、ソフトバンクも負けない。秋山は「厳しい戦いはまだまだ続く。一戦必勝。勝つことしか考えていない」と言葉に力を込めた。優勝マジックは一つ減って「5」。その瞬間まで、地に足をつけて戦っていく。

 (牧田幸夫)

 

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