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【スポーツ】

「勝利の方程式」連結 西武鉄道でGO 外国人2投手「通勤」

電車で球場に向かう、西武のマーティン(左)とヒース

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 10年ぶりのリーグ優勝を目指してきた西武で、2人の外国人選手が人生初という電車通勤をしている。高級車を華麗に操る往年のスター選手とは対照的な姿。「球場に近づくと、ファンが増えて楽しい」。東京都内の自宅から埼玉県所沢市の本拠地メットライフドームまで、触れ合うファンからの励ましが好調を支えている。

 19日の昼すぎ、西武鉄道西所沢駅のホーム。身長2メートルのカイル・マーティン(27)と193センチのデュアンテ・ヒース(33)が、ナイターのためドームに向かう電車を待っていた。

 ともにメジャー経験があり今季、シーズン途中に入団すると、リリーフ投手として“勝利の方程式”の一角を担う存在になった。

 米国と比べ道幅が狭いことや、渋滞に巻き込まれ移動時間が読めないのはストレスと、暮らしているマンションから約30分の道のりは、電車を選んだ。マーティンは、投球内容が悪く、気持ちが落ち込んでいた日に、4歳くらいの少女が、車内で熱心に日本語で話し続けてきた姿が忘れられない。「言葉の意味は分からなかったけど、『いいピッチングだったよ』と言い続けてくれたんだと思う。それから調子を取り戻したんだ」

 ドーム最寄りの西武球場前駅に到着すると、サインを求める人だかりができた。「楽しんでいるので気軽に声を掛けてほしい」。ファンから癒やしを受け、ドームに入った。

 

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