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【スポーツ】

クライミング・17歳白石、両親の祖国で頂上へ 米代表目指す

スポーツクライミングの世界選手権の女子リードで課題に挑む白石阿島=インスブルックで(共同)

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 両親が日本人の17歳、白石阿島(あしま)(米国)が16日まで行われた世界選手権(インスブルック)に初出場し、女子リードで5位に入った。制限時間内に到達した高さを競う得意種目で健闘し「すごく緊張した。登っているときは応援がすごくて、それが助けになった」と笑顔で振り返った。

 米ニューヨーク生まれ。体操などの経験もあるが、6歳のときにセントラルパークにある岩を登ったことをきっかけにクライミングにのめり込んだ。外岩を登るロッククライミングで注目され、2015年に米誌タイムが選ぶ「世界で最も影響力のある30人の10代」に選ばれた。

 父の出身地、愛媛県新居浜市阿島が名前の由来。前髪を切りそろえた印象的な髪形で、母の手作りという和風デザインのズボンをはいて登る。世界選手権は、複数の課題(コース)に挑んで完登数を争うボルダリング、速さを競うスピードにも出場したが、ともに予選敗退。東京五輪で実施される3種目の複合も13位で、上位6人による決勝には進めなかった。

 日本の国籍も持つが、20年東京五輪は生まれ育った米国代表として目指す考えだ。「スポーツクライミングにとっては歴史的なこと。ぜひ、出場したい」と2年後へ目を輝かせる。世界選手権の後にはニューヨークよりも練習施設が充実しているという東京に拠点を移して強化を図るという。 (共同)

 

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