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【スポーツ】

目線の先に20年東京五輪 女子やり投げ・森、26歳の日本一弾み

陸上の全日本実業団対抗選手権の女子やり投げで優勝した森友佳=ヤンマースタジアム長居で

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 手応えを示す、久々のタイトルとなった。23日まで大阪市で行われた全日本実業団対抗選手権の女子やり投げで、26歳の森友佳(ニコニコのり)が初優勝を果たした。「めちゃくちゃうれしい。大学2年生のインカレが最後の日本一だったので」とほほえんだ。

 1投目でこの日最高の59メートル12を記録。力みない投てきに「この感覚でベスト近くが出るのか」と自分でも驚いた。だが、4投目から両ふくらはぎがつり、6年ぶりの自己記録更新は逃し「最初だけでした」と苦笑した。

 脚がつる症状は昨年からの課題で「足先の感覚を研ぎすまし、地面からの反発力をもらう」と縄跳びを使って負担の少ないフォームを模索する。「つる回数は減ってきた。うまく調整できるようになれば、日本記録あたりがコンスタントに投げられるようになる」と感触をつかみつつある。

 広島県出身。東大阪大敬愛高時代に当時の高校新記録を樹立し、東大阪大でも日本学生対校選手権を連覇するなど活躍。現在は大阪陸上協会が有望選手を支援する「OSAKA2020夢プログラム」に加わる。男子の第一人者、村上幸史(ゆきふみ)氏からも指導を受け「力に頼らず、気持ちよく投げろ」との助言を胸に刻む。

 幼稚園が職場だった頃は「競技に向き合う時間がなかなかとれなかった」という。今年は新しい所属先に移り、週4度の会社勤務をこなしながら兵庫・尼崎を拠点に練習を積む。「試行錯誤を継続していけば、記録につながると思う」。環境の変化を刺激に、2年後の東京五輪を目指す。

 

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