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【スポーツ】

先入観持たず 選手と向き合う 中日・与田新監督インタビュー

中日の新監督に決まり、チーム作りなどについて話をする与田剛さん=千葉県内で

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 中日の新監督に決まった与田剛さん(52)が11日、千葉県内で本紙のインタビューに応じ「先入観を持たずに選手を見る」と競争を促した。1990年に新人王とセーブ王に輝いた新監督は、今季固定できなかった抑えについて「試合終了を快感に思い、最後のアウトをがめつく追い掛ける男」の出現を待望。15日には就任会見を開く。 (聞き手・高橋雅人)

 −新監督決定から一夜明けて実感は。

 やっぱりユニホームを着て、選手と一緒にグラウンドに立って、首脳陣も勢ぞろいしたときが一番実感がわくんじゃないかな。

 −打診を受けたときの思いは。

 迷うことは何もなかった。プロ野球の監督になれるというのは自分の中ではほぼゼロに近い確率。そういう話をいただけてありがたかった。引退後に評論家や楽天でのコーチをさせてもらえなければ、あり得なかったこと。迷っていては応援していただいた方に叱られる。

 −思い描く監督像は。

 大事なのは選手一人一人と向き合っていくこと。コーチ以上に今までの10倍、20倍じっくりと見ていかないといけないし、見ることで選手に「野球ができなくなるかもしれない」という危機感を抱かせないといけない。

 −中日の現役選手とはほぼ接点がない。

 先入観なく見ることができるのは逆にいい。全員にチャンスがあると思ってほしい。実績を無視することはないが、よりいいものを出せるポジションや打順があるかもしれない。

 −チームは6年連続Bクラス。

 結果が出なかったことを受け止めて、結果が出る練習方法に変えていく。勝つためにできるスタイルを探すことが必要。選手は優勝チームの同じポジションの選手と比べて、自分が勝てるかどうかを突き詰めないといけない。

 −今季は抑えが固定できなかった。

 試合終了は相手が反省しかできなくなる瞬間。その瞬間を快感に思って、27個目のアウトをがめつく追い掛けていく男になってほしい。まずやりたい人間に手を挙げさせてもいい。

 −中日は地域密着の球団でもある。

 ドラゴンズの話題でニコッと笑える人を増やしたい。OBにもどんどんグラウンドに来て、僕にも選手たちにも叱咤(しった)激励してもらいたい。厳しくしながら応援してやろうという人が増えてくれたらいい。

 −25日のドラフト会議で大阪桐蔭高の根尾昂内野手を1位指名する。

 誰を指名するか。今回は球団に任せている。根尾君の抽選は最初の運試しになるのかな。

 

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