東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

速さ追求、GPSが一役 ラグビー日本代表、練習で着用

練習前にウエアの下に小型GPSを装着=いずれも宮崎市で

写真

 来年のワールドカップ日本大会を見据えた日本代表の宮崎合宿で、最新鋭の衛星利用測位システム(GPS)機器が強化に一役買っている。練習中にGPS機器を身に着けて心拍数や加速した回数など体力数値をリアルタイムに把握でき、運動量を維持した速い展開のラグビーの実現につなげている。 (平井良信)

 実戦形式とダッシュが繰り返されたハードな練習後、移動式モニターの前に選手が群がる。見詰めるのは心拍数や加速回数、タックルの強度など13項目の数値。SH田中(パナソニック)は「どれだけサボっているかが分かるので、自分に厳しくなれる」と話す。

 今秋新たに導入したニュージーランド製のGPSは練習着の下に着用してもプレーの邪魔にならないほど軽量小型で、すぐに数値を確認できるのが特徴。それを見て負荷が足りなければ、コーチが即座に練習内容を変更できる利点もある。

練習後にモニターでデータを確認するリーチ主将(右から2人目)ら

写真

 11月に戦うニュージーランド代表、イングランド代表に対抗するには、日本が得意とするテンポの速いラグビーを体力がきつい中でも継続できるかが鍵となる。

 GPSは科学的な視点で選手の意欲を促し、SH流(サントリー)は「意識が変わったことで、心拍数が高い状態での加速回数が倍くらいに上がった」と効果を実感する。

 チーム全体では目標とする数値には達しておらず、ジョセフ・ヘッドコーチは「これくらいやれば勝てるという(目標の)数値を示した。目標に対してどれだけハードワークをしているかを、選手に気付かせたい」と期待を込める。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報