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【スポーツ】

真っ向打ち合いタカ突破 ファイナルS第5戦

◇ソフトバンク6−5西武

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は21日、パ・リーグの第5戦がメットライフドームで行われ、レギュラーシーズン2位のソフトバンクが10年ぶりにリーグを制した西武を6−5で下し、3連勝で対戦成績を4勝1敗として2年連続18度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。最優秀選手には柳田(ソフトバンク)が選ばれた。

 パでリーグ優勝しなかったチームがCSを突破するのは、2010年に3位から勝ち上がって日本一となったロッテ以来。セ・リーグでは昨季、DeNAが3位から日本シリーズに出場している。

 日本シリーズは27日にマツダスタジアムで開幕する。ソフトバンクは2年連続日本一を懸けて、セ・リーグを3連覇した広島と対戦する。

◆ここぞの柳田、5戦8打点でMVP

 頼れる主砲が、リーグ王者の西武に引導を渡す活躍を見せた。ソフトバンクの柳田が2試合連続本塁打を含む2安打4打点。ファイナルステージで打率4割5分、2本塁打、8打点を挙げて最優秀選手に選ばれた30歳は「チームのために点を取るのが仕事」と涼しい表情で振り返った。

 一回無死満塁の先制機。フルカウントから西武・ウルフの低めのツーシームを逆らわずにはじき返すと、左中間を破る走者一掃の先制二塁打になった。1点差まで迫られた直後の六回には、先頭で内寄りのカーブを豪快にすくい上げ、右中間席に放り込んだ。

 「チャンスのときは最低限、犠飛でいいという気持ちでいって、走者がいないときは本塁打が出ればいいかなと思っていた」。局面に応じて打席の中で狙いを変え、巧みな打棒で見事に結果を残した。

 ファーストステージでは全3戦で1安打と低調だった4番が復調。チームは5試合で1963年の日本シリーズ(7試合)で40得点した巨人を超え、ポストシーズン新記録の44得点をたたき出し、強力打線の西武に打ち勝った。

 日本シリーズで対戦する広島は、柳田にとって大学生まで過ごした生まれ故郷のチームだけに特別な思いがある。「生まれ育った街で戦えるのはうれしい」。ただ、郷愁に浸ってばかりもいられない。「挑戦者の気持ちで。ここまで来たら4勝する」。チームをけん引し、2年連続の日本シリーズ制覇に挑む。 (対比地貴浩)

 

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