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【スポーツ】

MLB快打 一挙5点 原・巨人「初陣」飾れず

3回MLB2死二塁、ソトが天井直撃の適時二塁打を放つ=東京ドームで

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 4年ぶりに開催される日米野球は9日に東京ドームで開幕する。米大リーグ(MLB)オールスターチームは8日、東京ドームで行われた、原監督が復帰した巨人とのエキシビションゲームに9−6で勝った。

 MLBは一回、失策に乗じて2点を先取。三回にはモリーナ(カージナルス)の適時二塁打などで5点、五回にはリアルミュート(マーリンズ)のソロで加点するなど着実にリードを広げた。巨人は代打松原の3点ランニング本塁打や代打石川の適時打などで追い上げたが及ばなかった。

 日本代表は8日、神宮球場に隣接する室内練習場で岸(楽天)や山川(西武)ら一部選手が軽く調整した。第1戦の先発は日本が岸、MLBはゲラ(ブルワーズ)と発表された。

 日米野球は第3戦まで東京ドームで行われ、第4戦はマツダスタジアム、第5、6戦はナゴヤドームで行われる。

◆ソト驚異の天井直撃打

 ソロ本塁打を含む2安打2打点の活躍でお立ち台に立ったMLBオールスターチームのリアルミュート(マーリンズ)が、試合後の会見でぽつりと言った。「正直なところ、ここ1カ月くらい野球のボールは見ていなかった」。ほとんどの選手が久しぶりの実戦。影響は4失策を犯した守備では表れたが、打席に立つとあまり関係なかった。11安打9得点。圧倒的なパワーで日本のファンを驚かせた。

 度肝を抜いたのは2−0で迎えた三回だった。モリーナ(カージナルス)の右中間二塁打などでリードを広げ、なおも2死二塁で打席には5番ソト(ナショナルズ)。今季メジャー初昇格を果たした20歳が打ち上げた内野への飛球は、そのまま東京ドームの天井へ直撃し、グラウンドに落ちる適時二塁打に。ツキも味方し、この回打者9人の猛攻で一挙5点。マッティングリー監督は「どれだけ力を取り戻せるか分からないまま臨んだが、いい形になった」とご満悦だった。

 各打者に共通していたのは、気持ちいいまでのフルスイング。3回7失点と打ち込まれた巨人の先発高田は「スイングが鋭く、内角を使わないと抑えることができないと感じた」と力の差を痛感した様子だった。

 指揮官は「試合を続けていく中で修正できる」と自信を深める。切れ目のない破壊力満点の打線に、日本代表の投手陣はどう立ち向かうのか。東京五輪を見据えた力比べが、いよいよ始まる。 (中川耕平)

 

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