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【スポーツ】

山本、万感デビュー戦 右足3度手術 フィギュアスケートNHK杯

SPに向け、公式練習で調整する山本草太=広島県立総合体育館で

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 グランプリ(GP)シリーズの第4戦、NHK杯は9日、広島県立総合体育館で男女のショートプログラム(SP)が始まる。大けがを乗り越え、2年越しのGPデビューを果たす18歳の山本草太(中京大)は「この舞台にいられるのが幸せ。楽しみながら頑張りたい」と意欲を見せる。

 2015年の世界ジュニア選手権で3位に入るなどジュニアで順調に成長していたが、16年3月に右足首を骨折。その年のNHK杯にいったんはエントリーしたが、直前に同じ右足首を負傷して出場を辞退した。

 右足にボルトを入れるなど3度の手術を経験し、約1年半も氷上を離れた。懸命なリハビリで昨年秋に実戦復帰。1回転から少しずつ跳べるジャンプを増やし、昨年末の日本選手権で9位に入った。試合後には「4年後にはこの舞台で(22年北京五輪の)代表をつかみ取りたい」と向上心をのぞかせた。

 今春、愛知みずほ大瑞穂高から中京大に進学。平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)と同じリンクで練習しながら刺激を受ける。今季は初戦のアジアフィギュア杯で優勝を飾り、好スタートを切った。

 けがをする前には試合で4回転ジャンプも跳んだが、今できる最高の技はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。SPとフリーに組み込む予定で、この日の公式練習でも着氷した。「トップクラス選手に見劣りしない演技をしたい」。控えめな言葉に、大会にかける強い思いをにじませた。 (平井良信)

 

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