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【スポーツ】

クライミング・野口、五輪女王へ日々研さん アジア複合V

東京五輪で初代女王を狙うスポーツクライミング女子の第一人者、野口啓代=倉吉体育文化会館で

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 2020年東京五輪で初採用されるスポーツクライミングの女子で29歳の第一人者、野口啓代(あきよ)(TEAM au)は、強い思いでひのき舞台を目指す。今夏のジャカルタ・アジア大会で複合を制した日本のエースは「2年後に一番いいところに行きたい」と初代女王を狙う。

 複合は東京五輪で実施され、選手はスピード、ボルダリング、リードの3種目全てに臨む。野口は11日まで鳥取県倉吉市で行われたアジア選手権でも圧倒的な強さを見せた。ボルダリングとリードで他の選手を寄せ付けず「3種目できる体づくりをしている結果」と手応えをにじませた。

 日本勢は、高さ15メートルの壁を登るタイムを競うスピードを苦手としてきた。国内の練習環境が十分に整備されていないことが最大の要因だが、野口は「今までは環境がないことを理由にしてしまっていた」と語り、苦境を乗り越えようとしている。

 周囲も支援し、茨城県の実家には父らの協力で世界基準のスピード壁が年内にも完成するという。本人も知らないうちに計画されていたそうで「スピードの順位が一つでも上がれば、金メダルに近づける」と結果での恩返しを誓う。

 

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