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【スポーツ】

浦和vs仙台 天皇杯9日決勝 浦和、アジア王者に競り勝つ

浦和−鹿島 前半、先制ゴールを決める浦和のマウリシオ(2)=カシマスタジアムで

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 天皇杯全日本選手権第9日は5日、カシマスタジアムなどで準決勝2試合が行われ、過去6度優勝の浦和と初制覇を目指す仙台が9日に埼玉スタジアムで開催される決勝に勝ち上がった。

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 浦和は鹿島を1−0で破り、3大会ぶりの決勝進出。前半のマウリシオのゴールを守り切った。

 仙台はJ2で唯一、勝ち残っていた山形を3−2で退け、初の決勝へ。前半に得点を重ね、3点目は平岡が決めた。

◆傷だらけ 1点死守

 まさに「傷だらけの決勝進出」だった。

 前半27分のCKからの1点を守りきり、「アジア王者」を下しての決勝進出。しかしエースの興梠、戦術的に不可欠なFW武藤、そしてアンカーのMF青木が後半半ばまでに相次いで負傷交代を余儀なくされたのだ。

 「ピッチ状態が悪く、3人とも滑っての負傷だった」とオリベイラ監督。「46年の監督生活で負傷で3人を交代させたのは初めて」と嘆いた。

 立ち上がりは鹿島のアグレッシブな姿勢にたじたじとなった。ボールへの寄せ、球際の争いのすべてで負け、圧倒的に押し込まれた。ただひとり相手に負けない強さを見せたDF槙野の奮闘と、前半に挙げた先制点がなければ、大量失点での敗戦もありえた。

 後半はやや持ち直したものの、今度は3人が負傷交代のアクシデント。しかし交代出場したFW李、MF柴戸、そしてMF阿部がそれぞれの役割を懸命にこなした。後半追加タイムには、GKの逆をついた鹿島FWセルジーニョのシュートがゴールを割ったかに見えたが、MF宇賀神が足先ひとつでクリアした。

 苦しみながらもチーム一丸のプレーで3大会ぶりの決勝進出をつかんだ浦和。仙台との決勝の舞台は「ホーム」埼玉スタジアムだ。

 (大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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