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【スポーツ】

錦織、逆転8強 5時間超の死闘制す テニス全豪オープン

 【メルボルン=共同】全豪オープン第8日は21日、当地で行われ、シングルス4回戦で男子の錦織圭と女子の大坂なおみ(以上日清食品)が勝ち、準々決勝に進んだ。四大大会のシングルスで日本の男女がそろって8強入りするのは昨年の全米オープンに続いて3度目で、全豪では初。

 第8シードの錦織は第23シードのパブロ・カレノブスタ(スペイン)に6−7、4−6、7−6、6−4、7−6で逆転勝ちし、全豪では3年ぶりのベスト8進出。準々決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は敗れた。

 四大大会2連勝に挑む第4シードの大坂は第13シードのアナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)を4−6、6−3、6−4で下し、同種目の日本勢で2000年大会ベスト8の杉山愛以来19年ぶりの8強入りとなった。準々決勝で第6シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)と当たる。

 元世界ランキング1位で四大大会通算23勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)は第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6−1、4−6、6−4で破った。

    ◇

 錦織は第1、第2セットを連取され、今年から最終セットで導入された10点先取のタイブレークでも5−8と追い込まれたが、驚異的な粘りではねのけた。最後は5連続ポイントで今大会最長5時間5分の打ち合いを制し、大逆転で全豪での自己最高に並ぶ8強入り。「最後まで集中力を切らさずにできた。タフになった。よく耐えたと思う」と言葉に実感を込めた。

 力強いフォアとバックを速いテンポで奥深く打ち込んでくるカレノブスタに手を焼いた。1時間16分に及んだ第1セットをタイブレークの末に失ったダメージは大きく、脚が止まった第2セットも活路が見いだせず、4−6で落とした。

 後がなくなったが「ラリー戦で攻めるように気持ちを変えた」と開き直って果敢に前に出て、重圧をかけて徐々にリズムを取り戻した。第3セットをタイブレークで奪い返すと、随所に切れのあるバックハンドをたたき込んで自らを鼓舞し、第4セットも押し切って巻き返した。

 今季開幕戦のブリスベン国際で約3年ぶりのツアー優勝を飾って意気揚々と乗り込んだが、3回戦を除いて全てフルセット勝ちと苦しみながら目標の4強入りに近づいた。準々決勝は14連敗中のジョコビッチが相手。「長いラリーに必ずなる。しっかりと体を回復させて作戦を練りたい」と次戦を見据えた。 

  (共同)

 

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