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【スポーツ】

ボルダリング、初の日本一 世界屈指の選手層 22歳石松が制する

ボルダリング・ジャパンカップを初制覇した石松大晟=駒沢屋内球技場で

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 ボルダリングで世界屈指の層の厚さを誇る日本に、期待の選手が出てきた。27日まで行われたジャパンカップで22歳の石松大晟(Base Camp)が初の日本一となり「子どもの頃から優勝が夢だった。最高にうれしい」と興奮を隠さなかった。

 2017年夏のワールドカップ(W杯)で3位に入ったが、その後は思うような成績を残せていなかった。「今までの大会の中で一番調整した」と不退転の気持ちで備えてきた。決勝は筋力の強さを生かした登りでスタートから3連続完登。同学年で「雲の上の存在」という16年世界王者の楢崎智亜(TEAM au)らを上回って頂点に立った。

 熊本市出身で、家の近くに専用ジムができたことをきっかけに10歳でクライミングを始めた。高校卒業後は埼玉県内のジムで勤務しながら練習している。以前は他の選手が完登すると焦ったというが、最近は「登ることを楽しむのが一番大事。一課題(コース)一課題を楽しもう」と周囲に左右されないよう心掛けている。日本代表の安井博志ヘッドコーチは「メンタルが課題だったけど、大人になった」と成熟を認める。

 20年東京五輪で実施される複合では楢崎智らに後れを取っている状況だ。「リードやスピードも練習量を増やしていきたい」と意気込んでいる。

 

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