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【スポーツ】

野中、池田 スピード王者 クライミング・ジャパンカップ

表彰式で笑顔を見せる女子で優勝した野中生萌(右)と男子で優勝した池田雄大=東京都昭島市のモリパークアウトドアヴィレッジで

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 スポーツクライミングで高さ15メートルの壁を登る速さを競うスピードの第1回ジャパンカップが10日、東京都昭島市のモリパークアウトドアヴィレッジで行われ、決勝で女子は野中生萌(XFLAG)が伊藤ふたば(TEAM au)に先着し、初代女王に輝いた。男子は池田雄大(千葉県連盟)が藤井快(TEAM au)を下して優勝した。

 野中はボルダリング・ジャパンカップとの今季2冠を達成。野口啓代(TEAM au)が3位決定戦を制した。男子のエース、楢崎智亜(同)は4位だった。

 来年の東京五輪はスピード、ボルダリング、リードの3種目の複合で争われる。今大会はスピードの強化を目的に新設され、予選タイムの上位16人による1対1のトーナメント形式で日本一が争われた。

スピードジャパンカップ女子決勝の連続合成写真(下から上へ)。左が優勝した野中生萌。右は2位の伊藤ふたば

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◆ミス挽回で野中が2冠

 期待にたがわぬ強さを発揮した。女子で日本勢トップの力を持つ野中は決勝で伊藤に競り勝ち「第1回ということで、特別感があった。優勝できてすごくうれしい」とトロフィーを手に表情を緩めた。

 屋外の会場で寒さが厳しく、昨年11月のアジア選手権でマークした8秒台中盤のタイムには迫れなかったが、予選から危なげなく勝ち進んだ。決勝は序盤に普段とは違う手の運び方をするミスが出たが「中盤から思い切り登った」とギアを上げ、9秒388で伊藤を0秒27上回った。

 女子では世界トップクラスのパワーの持ち主。その武器は得意のボルダリングだけでなくスピードでも生きており、序盤のホールド(突起物)を一部使わずに飛ばして登る動きを取り入れ、タイム短縮を狙っている。「2019年、こんなにいいスタートを切れるとは思わなかった」と1月のボルダリング・ジャパンカップに続く今季2冠を喜んだ。

 

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