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【望 〜都の空から】

明治神宮 神域包む永遠の杜 

東京のど真ん中に広がる神宮の森。全国最多数の初詣客がこの緑に吸い込まれるのも間もなく=東京都渋谷区上空で、本社ヘリ「おおづる」から(河口貞史撮影)

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 冬のイルミネーション輝く高級ブランド街、表参道や、若者たちがカジュアルなおしゃれを楽しむ原宿−。そんな街の懐深く、明治神宮は鎮座する。「空から見ると、お隣の代々木公園と合わせてハート形に見えませんか」と明治神宮の女性職員。いわく「真心のハート」だ。

 明治天皇、昭憲皇太后を祭神として、1920(大正9)年11月1日、ゆかりの地の代々木に創建された。全国からの献木10万本を植えた人工の森は、今や「永遠の杜(もり)」と呼ばれるまでの豊穣(ほうじょう)さで、神域70万平方メートルを包む。今年は90周年にあたる。明治神宮のために敷設された表参道とも連携して、記念行事でにぎわう1年となった。

 そして今。例年300万人以上という日本一の初詣客を迎える神社として、境内のあちこちで新春の準備に忙しい。年始は42人の神職が不眠不休だ。

 「御社殿前に並ぶ大勢の方々の顔が、新年を迎えた瞬間、生まれ変わったように輝く。まさに『おめでとう』の瞬間です」と、中島精太郎宮司(64)は言う。「先の見えない不安な時代ですが、訪れた人々の祈りを受け止める場所であり続けたい」。柔らかな表情と言葉に真心をこめる。 (増田恵美子)

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