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【望 〜都の空から】

河津桜 春告げる紅白競演

雪をかぶった富士山と金時山を望む斜面に咲き誇る早咲きの河津桜。足柄の山里も春色に染まり始めた=神奈川県松田町上空で、本社ヘリ「おおづる」から(藤原進一撮影)

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 かすみの間からピンクのじゅうたんを敷き詰めたような光景が山腹に広がる。神奈川県松田町の西平畑公園内の松田山ハーブガーデン脇に、早咲きの河津桜約260本が植えられたのは1997年だ。今では高さ5〜6メートルに成長し、首都圏にいち早く、春の訪れを告げる。

 眼下を日本の大動脈・東名高速が走る。遠くには箱根外輪山、真っ白に冠雪した富士山。南側には相模湾が広がる。

 西平畑公園からは、桜と富士の大パノラマを楽しめ、「関東の富士見百景」に選定されている。今年もにぎわっており、夜間はライトアップに身を寄せ合うカップルの姿も。開花がやや遅れたため、6日までの予定だった桜まつりを13日まで延長する。

 12年前、桜まつりの立ち上げに携わった町企画財政課長の渋谷義一さん(58)は「まつり期間3週間に来てくれたのは3000人だった」と、当時を振り返る。今では町一番のイベントとなり「天候に左右されるが20万人前後が訪れる。第10回は33万人と最高でした」。経済効果は3億円という。

 そんな皮算用はつゆ知らず、園内では蜜を求めるメジロがさえずり、柔らかな日差しが草花に降り注いでいる。 (長崎磐雄)

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