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【望 〜都の空から】

高尾山 「三つ星」の山

雪をかぶった富士山や南アルプスの山々を背後に秋の装いに包まれる高尾山=本社ヘリ「あさづる」から(嶋邦夫撮影)

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 「都会を抜け出し、自然の中に身を置きたくなったら高尾山がお薦め」

 2007年、「ミシュラン」観光ガイドの格付けで、最高評価の三つ星を獲得した。それまでも行楽シーズンは1日3万人が訪れる人気の山だったが、7万人を超える日も出た。最近はやや落ち着いたが、今秋も4万人超えの日があり、ブームは続いている。

 高尾山は長らく修験道の霊場だった。山頂近くにある薬王院有喜寺は約1300年前、聖武天皇の勅命で行基が開山したと伝えられる。その後も北条家や徳川家など時の権力者に守られ、豊かな自然が残る一因ともなった。

 空気が澄む今の季節は、山頂から東側を望むと都心がくっきりと見える。東京スカイツリーと東京タワーも並んで見える。元日は房総半島から昇る初日の出が楽しめるという。

 西側には、同じく「三つ星」の富士山が見える。八王子市郷土資料館学芸員の美甘由紀子さんは「高尾山とは浅からぬ縁があります。江戸時代、江戸の富士講の信者が行きや帰りに高尾山を詣でたようです」と解説する。喧騒(けんそう)を逃れたい人でにぎわうのは昔から変わらないようだ。 (加藤益丈)

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