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【望 〜都の空から】

東京 優しさこそ「世界一」に

澄み切った東京の空のかなたに顔をみせる富士山=本社ヘリ「あさづる」から(中西祥子撮影)

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 上空から見た東京はまるで建築物の海だ。近隣3県も含めた「メガ東京」の人口は3000万人をはるかに超す。1964年の五輪開催を機に一極集中が進んだ東京は世界一の大都市圏へと成長した。

 森記念財団のまとめる「世界の都市総合力ランキング」がある。昨年のランクは1位がロンドン、2位はニューヨーク、3位がパリ。東京は4位に甘んじた。分野別で「経済」は1位なのに「環境」は9位、「居住」となると17位と、人への優しさの視点が欠けているのが総合点を下げた。

 住民の手で優しい街をつくろうと頑張るのが、世田谷区の松陰神社通り商店街だ。「元気でやさしい」をキャッチフレーズに掲げる。佐藤勝副理事長(61)は「できるだけ相手の気持ちになるんです」。バリアフリー化した通りで、店主らは車いすやつえをついた人の歩行を手伝う。

 5年後の五輪は、東京再生のチャンスだ。舛添要一都知事の言う「世界一の東京」は優しさの世界一であってほしい。そして、富士山のように世界の人が日本をイメージするシンボルとなってほしい。 (北爪三記)

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