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【望 〜都の空から】

新横浜 誇れる舞台はある

オフィスビルやマンションが立ち並ぶ新横浜駅近くを流れる鶴見川沿いに横浜環状北線が姿を見せた=本社ヘリ「あさづる」から(梅津忠之撮影)

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 東京五輪の開かれた1964年に開業した東海道新幹線の新横浜駅は水田に囲まれていた。それが一帯はビルの林立する新都心へと様変わりした。

 鉄道技術に詳しい交通コンサルティング会社「ライトレール」の阿部等社長(53)は「横浜駅に新幹線を乗り入れられず、何もないところに駅を造らざるをえなかったのは苦渋の判断だっただろう。鉄道がまちをつくった代表例といえる」。

 新幹線駅から徒歩圏の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)は2002年、サッカーW杯決勝の会場になった。国際試合は数知れず。19年ラグビーW杯の試合会場の一つにも選ばれた。

 ラグビーW杯の開幕・決勝戦は、20年東京五輪の主会場となる新国立競技場が予定されている。それが巨額建設費の調達をめぐり工期が揺れている。地元の大会関係者がつぶやいた。「間に合わねば、W杯の主会場は横浜の可能性もある」。我田引水ではない。会場変更すれば問題だらけの新国立競技場の設計を見直す時間が生まれる。

 今度は未来のスポーツ界の発展のため。再び「苦渋の判断」もあっていい。 (原昌志)

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