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【望 〜都の空から】

幕張 五輪の風受け止めて

東京湾に面した埋め立て地にビルが林立する幕張新都心。中核施設の幕張メッセは2020年東京五輪の競技会場に選ばれた=本社ヘリ「あさづる」から(小平哲章撮影)

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 千葉ロッテマリーンズの本拠地「QVCマリンフィールド」のスコアボードには、ほかの野球場ではまず見かけない風向計がある。海に面した野球場にはファンが「マリン風」と呼ぶ強風が吹きボールが流れる。守備につく選手たちは、風向きの変化を常に意識していなければならない。

 2020年東京五輪の風向きが変わった。「選手村から半径8キロ以内」に、新しく造る競技施設を集める計画が建設費高騰で見直され、首都圏各地にすでにある施設も使うことになった。計画見直しというボールは、幕張メッセが受け止めた。アジア有数の大型コンベンション施設は、レスリング、テコンドー、フェンシングの舞台となる。

 野球場の隣の幕張海浜公園には、サッカー日本代表の専用トレーニング施設も建設される。最短で五輪の2年前の完成を目指す。野球、サッカー、そして五輪。埋め立て地の新都心はスポーツの聖地としての顔も持つようになる。幕張ベイタウン商店街振興組合の山根治仁理事長(77)は「五輪の来場者をおもてなしの心で迎え、幕張の魅力を発信したい」と話す。 (村上一樹)

 

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