東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > TOKYO発 > 望 〜都の空から > 記事

ここから本文

【望 〜都の空から】

埼玉スタジアム サッカーの美しき園

日本代表戦など、サッカーの名勝負の舞台となってきた埼玉スタジアム=本社ヘリ「あさづる」から(梅津忠之撮影)

写真

 サッカー日本代表がワールドカップ史上初の勝ち点を獲得した2002年日韓大会のベルギー戦、ブラジル大会出場を決めた13年のオーストラリア戦−。サッカー専用として国内最大、6万3700人の収容人数を誇る埼玉スタジアムは、01年の完成以来、数々の名勝負の舞台となってきた。J1浦和レッズの主催試合では、熱狂的なサポーターが客席を真っ赤に染めることで知られる。

 周囲のさいたま市緑区美園地区はその名の通り、のどかな田園風景が広がっていた。「昔は綾瀬川や用水でメダカやドジョウを捕まえて遊んだ。まさか田んぼにスタジアムができるなんて」。明治時代から農業を代々営む大熊博・美園地区自治会連合会長(55)は感慨深げだ。01年には埼玉高速鉄道が開業して東京メトロ南北線に直結。人口減少の時代に、大型商業施設やマンションが立ち並び、総合病院や小中学校の新設も予定されている。

 20年東京五輪ではサッカーの競技場に選ばれた。急速な発展ぶりには戸惑いつつも、大熊さんは「世界中の人に美園を知ってもらえるのは誇らしい」と胸を躍らせる。(谷岡聖史)

写真
 

東京新聞フォトサービス

東京新聞フォトサービス

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報