東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > TOKYO発 > 望 〜都の空から > 記事

ここから本文

【望 〜都の空から】

「川幅」日本一の荒川 広大なる河川敷

埼玉県鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川。川幅は2537メートルと日本一の長さがある=本社ヘリ「まなづる」から(安江実撮影)

写真

 埼玉県鴻巣(こうのす)市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は2537メートルで、「日本一の川幅」とされている。広い大河が見られると期待して現地を訪れると、実際の川の幅は数十メートル程度しかないことに驚く。国土交通省が「川幅」の定義を河川敷を含めた堤防と堤防の間としているためだ。

 ただ、一帯の河川敷には他を圧倒する広さがあるのも事実。これを町づくりに生かそうという取り組みが地元で進んでおり、鴻巣市滝馬室(たきまむろ)の河川敷では毎年5月、ポピー3000万本が花を咲かせ、多くの観光客を集める。ポピー畑は13.4ヘクタールあり、日本一の規模だ。地元農家でつくる栽培組合の島田敏雄組合長(65)は「年々盛況になってきたのはうれしいが、1人当たりの作付面積が年々広くなり、除草作業が大変」と打ち明ける。

 毎年10月に河川敷で開かれるこうのす花火大会では2年前、フィナーレで打ち上げた4尺玉が「世界最大の打ち上げ花火玉」とギネス認定された。巨大な花火玉を打ち上げるには長い安全距離が必要で、広い河川敷は花火師の間で大型花火の適地と知られている。 (花井勝規)

写真
 

東京新聞フォトサービス

東京新聞フォトサービス

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報