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【望 〜都の空から】

高島平団地 「東洋一」再生の時

かつて「東洋一」とうたわれたマンモス団地・高島平団地。周辺には緑豊かな公園があり、学校も点在している=本社ヘリ「あさづる」から(坂本亜由理撮影)

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 都営地下鉄三田線と首都高速5号の間に整然と広がる、緑豊かな巨大団地が高島平団地(板橋区)。1972(昭和47)年の完成時、東洋一とうたわれた。5〜14階建ての64棟に賃貸と分譲の計1万170戸が入る。高度経済成長期の最晩期に住宅不足を受け、日本住宅公団(現・都市再生機構)が施工した。ステンレスの流し台、内風呂完備など、当時の最先端を取り入れ、応募が殺到した。

 かつて子育て世代でにぎわった団地は現在、入居開始から40年以上が過ぎて様変わり。高齢化が進み、外国人も増えた。住民が発行する高島平新聞は昨年11月、「団地の日本人住民は約1万5000人で最盛期の半分、65歳以上が5割超」と伝えた。都市再生機構は近年、無印良品ブランドと連携してリノベーション住戸を整備し、若い世代の呼び込みを図ってきた。区も団地再生に動き始めている。

 駅に近くて都心へのアクセスも良く、スーパーや学校、病院もそろう。団地に約15年間住み、地元で理容室を営む伊野波盛彦(いのはもりひこ)さん(56)は「住むには便利。お年寄りに優しく、若い世代が暮らしたくなるような団地に」と願っている。 (増井のぞみ)

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