東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > TOKYO発 > 望 〜都の空から > 記事

ここから本文

【望 〜都の空から】

青梅市梅の公園 3年ぶり梅まつり

3年ぶりに梅まつりが開催される「青梅市梅の公園」がある吉野梅郷=本社ヘリ「まなづる」から(隈崎稔樹撮影)

写真

 関東地方屈指の梅の名所「青梅市梅の公園」のある吉野梅郷(よしのばいごう)で5日、梅まつりが3年ぶりに復活する。梅の木を弱らせるウイルス感染によって約1700本すべてを伐採せざるを得なくなり、毎年10万人以上を集めていたまつりも2014年を最後に開催できなくなっていた。ウイルスを媒介するアブラムシの防除などに全力を挙げた結果、昨年10月に国に認められ、翌月から再植栽が始まった。

 「うれしかった」。地元の市立第五小学校、西中学校を卒業した鍼灸(しんきゅう)師の高水盡(じん)さん(23)は再植栽が決まった時の気持ちをこう振り返る。昨春は地域を再び盛り上げるグループを同級生らと立ち上げ、巨大なモザイクアートを製作。木が1本もないはずの園内に満開の「梅」を咲かせた。

 高水さんを突き動かすのは「梅の里を将来に引き継ぐには若者が再生の過程から関わるのが大事」という思いだ。今年は1000本以上のペットボトルを組み合わせたしだれ梅の立体アートを11日から展示する。「次は僕らが梅の里を守っていく番」。梅の開花とともに、若者たちの心にも新たな気持ちが芽吹き始めている。 (加藤健太)

写真
 

東京新聞フォトサービス

東京新聞フォトサービス

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by