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【望 〜都の空から】

等々力 「とどろく」滝が由来

多摩川をはさむようにある等々力渓谷(手前中央)と等々力陸上競技場(同奥)=本社ヘリ「おおづる」から(川上智世撮影)

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 新緑がまぶしい季節、自然に癒やされ、少しリラックスしたい。そうだ、東京23区内唯一の渓谷、等々力(とどろき)渓谷に行こう。渓谷内の名所の一つ「不動の滝」を目指す。流れ落ちる水の音を一帯にとどろかせた、と等々力の地名の由来になった滝だ。

 等々力という土地の名は、等々力陸上競技場、とどろきアリーナなどがある川崎市中原区にも存在する。かつては同じ等々力村だったが、多摩川を境に世田谷区と川崎市に分かれたためだ。

 東急大井町線の等々力駅から数分歩き、木々に覆われた渓谷に入る。川のせせらぎや野鳥の声に耳をそばだてながら小道を進むと、目的の不動の滝に着いた。とどろくほどの壮大な感じではない。思っていたイメージとは違ったが、静かに流れる素朴な滝を前に、不思議と心が落ち着いた。

 渓谷の自然が美しいのは、地元住民が地道な清掃活動に取り組んできたからでもある。等々力商店街振興組合の豊田浩副理事長(47)は「地名から競技場があると勘違いする人もいる」と苦笑しつつ、「世田谷の等々力といえば渓谷。きれいな渓谷で訪れる人を迎えたい」と話した。 (神野光伸)

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