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【望 〜都の空から】

小笠原諸島・母島 包み込むぬくもり

母島南側の入り江。島には希少な生物が息づく=東京都小笠原村で、本社機「おおたか二世」から(田中久雄撮影)

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 2011年、世界自然遺産に登録された小笠原諸島。都心から約1000キロ離れた父島を経由し、さらに約50キロ進むと、島のほとんどを緑に覆われた人口466人(8月末現在)の母島がある。

 今年2月末、取材で島を訪れた。特別天然記念物の野鳥メグロや独自の進化を遂げたカタツムリなど希少な生物が観察できる。島の観光ガイドを務める福田愛子さん(36)は、「世界遺産として守っていくために、外来種をいかに防ぐかが課題です」と語る。

 定期船が発着する沖港に面した脇浜なぎさ公園のそばにあるのは、太平洋を一望できる鮫ケ崎展望台。近海で遊泳するクジラを見ることはかなわなかったが、眼下に広がる深い青色が心を癒やしてくれた。

 「島民みんなが支え合いながら生活し、出会いを大切にしているのが島の魅力」と福田さん。貴重な自然もさることながら、何よりも記憶に刻まれたのは、島の穏やかな時間の流れと客人を家族のように受け入れてくれる島民たちのぬくもりだった。 (神野光伸)

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