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【望 〜都の空から】

大岡山 学生見守る温かさ

東京工業大学が隣接する大岡山駅(中央下)とその周辺=東京都大田区で、本社ヘリ「おおづる」から(池田まみ撮影)

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 駅前に広がる東京工業大のキャンパスで有名な大岡山。大田、目黒両区の境界に位置し、東急大井町線・目黒線の大岡山駅や商店街の多くは大田区北千束だ。だが、地名の由来は目黒区にある。

 目黒区の公式ウェブサイトによると、区南部を流れる呑川(のみがわ)に沿って狭い丘が連なる地域のため、南北に続く小高い山という意味で「大岡山」の名が付いたという。一帯は1923年に目蒲線(現目黒線)の大岡山駅ができ、翌年に東京高等工業学校(現東工大)が移ってきたことで発展した。

 大岡山北口商店街で果物店「マルトフルーツ」を営む横尾吉雄さん(72)は61年、山形県から集団就職で上京しこの店で働き始めた。今も、格安なスーパーには値段でかなわない分、大田市場でえりすぐった「品の良い」果物を扱う。

 商店街の副理事長も務め、東工大の大学祭に合わせたイベントを企画するなど、地域で学生の街を盛り上げる。近所に住む学生も多いが、敷居が高いのか、なかなか客としては訪れない。「リンゴ1個でも良いよ。たまにはおいしい果物を食べてみて」。古参の店主の願いだ。 (神谷円香)

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