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【望 〜都の空から】

東村山市 白銀に輝く国宝

残雪の中、国宝の正福寺地蔵堂が立つ東村山市一帯=1月26日、本社ヘリ「おおづる」から(市川和宏撮影)

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 東村山市の西武鉄道東村山駅から北西に10分ほど歩くと、山門の奥に都内で2カ所しかない国宝建造物の一つ「正福寺(しょうふくじ)地蔵堂」が見えてくる。1000体余りの木彫りの地蔵が収められ、「千体地蔵堂」とも呼ばれる。室町時代の1407年に建立され、幾度もの火災を免れてきた。

 タカ狩りに訪れた鎌倉時代の武将北条時宗が病に倒れ、夢の中で僧侶から授かった丸薬をのんだところ回復、霊験を感じて寺を建てた…。そんな伝説が地元で語り継がれている。堂内の一般公開は年3回。11月3日の「地蔵まつり」が最もにぎわいを見せる。「子どものころの遊び場だった」という正福寺千体地蔵堂保存会長の桜井正広さん(70)は「まさに地域の宝」と胸を張る。

 東村山駅は西武新宿線と国分寺線、西武園線の3路線が乗り入れ、駅周辺では7年後の完成を目指して高架化工事の真っ最中。アニメ映画「となりのトトロ」の舞台とされる八国山緑地やハナショウブを楽しめる北山公園など緑も豊かで、桜井さんは「子育てするのにとてもいいところ」と笑顔を見せた。 (服部展和)

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