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【望 〜都の空から】

国分寺 湧水の恵みに支えられ

高層ビルや住宅地が広がり、殿ケ谷戸庭園などの緑地が点在するJR国分寺駅周辺=本社ヘリ「おおづる」から(松崎浩一撮影)

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 国分寺駅から南へ歩くと、国分寺市を東西に流れる野川に出る。日立製作所中央研究所の庭園(4、11月に各1回、一般公開)の湧水を源とし、環境省の名水百選に選ばれた「お鷹(たか)の道・真姿(ますがた)の池湧水群」などの湧水を集め、世田谷区などを通って多摩川へと注ぐ。

 「ハケ」と呼ばれる武蔵野台地の崖から湧き出る地下水は、古くから人々の生活を支えてきた。奈良時代につくられ、国の史跡に指定されている「武蔵国分寺跡」は、こうした歴史の一面を示すという。「国分寺・名水と歴史的景観を守る会」副会長の龍神瑞穂さんは「豊かな湧水と自然、それに支えられてきた歴史と文化を伝えていきたい」と語る。

 JR中央線と西武国分寺線・多摩湖線が乗り入れる国分寺駅の北口では、当初計画から約50年を経て再開発が進む。今春、商業施設や公共施設、マンションが入るツインタワーができ、2020年には駅前の交通広場が完成予定だ。タワー内店舗を含む五つの地元商店会は、年内に統合して法人化を目指しており、その一つ「東栄会」の荒井大介会長(48)は「皆で力を合わせ、国分寺を盛り上げたい」と話している。 (服部展和)

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