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【望 〜都の空から】

南町田 歩み 交通と共に

再開発が続く南町田駅周辺。東急田園都市線と交差する大和バイパス(国道16号)が、東名高速横浜町田ICにつながる=本社ヘリ「おおづる」から(潟沼義樹撮影)

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 渋谷駅を出た東急田園都市線は多摩川から溝の口駅(川崎市)を抜け、長津田駅(横浜市)の先で南に急カーブを描いて町田市最南端の鶴間地区を通る。当初は北寄りのルートだったが、地主らの有志による誘致運動で変更された。日に数本のバスしかない交通の不便さを解消するのが、地元の願いだった。

 江戸時代、大山街道(今の国道246号)が東海道の裏街道となり街道沿いの鶴間も繁盛した。戦後は農業が主で、昭和30年代半ばの風景を、元市議の故井上茂留氏は「草ひとつない畑地で、見渡す限り美しい菜園であった」と述懐している(『鶴間郷土誌』)。

 それから10年もすると状況は一変。東名高速の開通で近くに横浜町田インターができ、国道16号(大和バイパス)と246号の2本の幹線道路が地区内で交差することになった。懸案だった田園都市線の延伸と駅前整備も本格化した。

 南町田駅前では来年秋、東急のショッピングモール「グランベリーパーク」と市の鶴間公園が一体の施設「南町田グランベリーパーク」としてオープンする。人と車が街を行き交い、交通の要衝だった往時のにぎわいを思わせる。(栗原淳)

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