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【望 〜都の空から】

千葉県市川市 南北に走る大動脈

市内を蛇行しながら南北に貫く東京外郭環状道路が開通し、車の流れが変わった市川市=本社ヘリ「あさづる」から(安江実撮影)

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 江戸川の穏やかな流れに沿うように、千葉県最西端の市川市をほぼ南北に貫いて直線が延びる。東京都心から半径15キロ圏を環状に結ぶ東京外郭環状道路(外環道)は6月、同市内の高谷(こうや)ジャンクション(JCT)−三郷南インターチェンジ(IC、埼玉県三郷市)間の15.5キロが開通した。

 外環道は都心を同心円状に取り巻く「首都圏3環状」の一つで、都心から8キロ圏の首都高中央環状線、40〜60キロ圏の圏央道の中間に位置する。今回の開通で、都心から放射状に走る東関東道、常磐道、東北道、関越道も外環道を介して直結。国土交通省によると、開通直後の1日当たりの利用台数は市川中央IC−京葉JCT間で約4万台だ。

 開通した千葉県区間が都市計画決定されたのは1969年。用地買収の難航などでほぼ半世紀をかけた事業となった。市川市内は慢性的な交通渋滞に悩まされているが、車両が外環道を通るようになり、「県道や側道などの交通量が減った」と沿線の自治会長、人見孝男さん(81)は歓迎する。「都心に最も近い」とPRする道の駅も開業し、地場産野菜を求める人たちでにぎわう。 (保母哲)

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