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【栃木】

「原発は社会に対立を持ち込む」 宇都宮 島薗・上智大教授が講演

講演する上智大の島薗進教授(左)=宇都宮市で

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 「なぜ原発から脱却しなければならないか」をテーマに、上智大の島薗(しまぞの)進教授(宗教学)が、宇都宮市の県弁護士会館で講演した。

 市民団体「原発いらない栃木の会」が主催。島薗教授は「原発は社会に対立を持ち込む。原子力の平和利用などというが、そもそも軍事的なことから始まっている科学技術。将来世代にも大きな負荷をかける。止めるべきだ」と主張した。

 東京電力福島第一原発の事故以降、日本社会の変化についても、持論を交えて指摘。「原発事故で科学への信用が崩れ、『力』や『量』による支配が理屈を壊し、法治をも壊しはじめている」と強調し、「支持率が50%を超えているから正しいなどという社会になりつつある。科学技術や安全をめぐる議論にも(同じ傾向が)見られる」と警鐘を鳴らした。 (北浜修)

 

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