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【栃木】

県庁ハチミツ 養蜂組合 高校生 県がコラボ

小皿でハチミツを来場者にふるまう生徒ら=県庁で

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 養蜂の振興を目的に、県養蜂組合と宇都宮短大付属高校、県の3者がコラボして「県庁みつばちプロジェクト」を進めている。県庁近くに巣箱を置いてハチミツを集めており、18日には県庁で試食会を開いた。6月には、甘くて濃厚な味を生かしたスイーツの販売も計画している。 (北浜修)

 巣箱は四月二十五日、県庁に近い本町合同ビルの屋上に設置。働き蜂が巣箱を出入りしながら、県庁周辺のトチノキの花からミツを集めている。県庁本館一階ロビーで開かれた県内農産物などの直売イベントに合わせ、ハチミツをたくさんの人に味わってもらおうと試食会を催した。

 プロジェクトの参加者は、事前に巣箱から取り出しておいた板を遠心分離機に入れ、板にたまったハチミツを採集する作業を披露。同高調理科三年の野中彩人さん(17)と墨山桃枝さん(17)の二人が、組合のメンバーに教わりながら、慣れない手つきでハンドルを動かした。分離が終わると、とろりとした黄金色のハチミツを小皿にとり、来場者にふるまった。

 試食した宇都宮市の主婦(54)は「味が濃厚で甘い。とれたてのハチミツを食べたのは初めてで、おいしい」と話した。

 生徒らはハチミツを使ったマドレーヌやカステラなどのスイーツを五種類ほど試作中で、六月十七日、県庁で開かれる農産物の直売イベントで販売する予定だ。

 野中さんは「ハチミツの味わいをたくさんの人に知ってもらいたい」、墨山さんも「トチノキの花の匂いがする濃厚な味の良さを生かしていきたい」とそれぞれ意欲を見せた。

 組合長の黒田雄一さん(63)は「さまざまな機会を通じてハチミツを味わっていただき、より身近なものに感じてもらえれば」と期待を込めた。

 

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