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【栃木】

全国山城サミット 手作り甲冑でPR

山城サミットのPR用に作られた甲冑=佐野市役所で

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 佐野市は、十一月に唐沢山城跡などで開かれる「全国山城サミット」のPR用に、市指定有形文化財「龍綺(りゅうき)の兜(かぶと)」をモチーフとする甲冑(かっちゅう)を制作した。市役所一階に展示するほか、十一〜十二日の「さの秀郷(ひでさと)まつり」をはじめとする各種催しで披露し、サミット開催をアピールする。(吉岡潤)

 龍綺の兜は、安土桃山時代の武将である天徳寺宝衍(ほうえん)(佐野房綱)が豊臣秀吉から拝領したとされる。宝衍は秀吉の小田原北条氏攻めに際して関東への案内役を務めるなど活躍し、佐野家の家督を継いだ。

 兜には秀吉が織田信長から拝領したとも記されており、宝衍から家臣に渡り、明治時代に唐沢山神社に奉納された。

 市は唐沢山城ゆかりの観光素材として着目し、千葉県松戸市の市民グループ「松戸手作り甲冑愛好会」に兜とよろいの制作を依頼。同会は厚紙を重ねた上に布をかぶせ、ペンキやニスなどを塗り重ねるなどして、約四カ月で完成させた。制作費は十五万円。

 山城サミットは、山を利用して築いた山城が残る自治体が交流を深め、山城を生かして地域活性化を図る狙いで開かれており、今年で二十四回目を迎える。

 

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