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【栃木】

LRT あなたは 宇都宮で賛否双方がアピール行動

LRT推進の大会決議後、壇上で拍手する実行委メンバーや行政関係者たち

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 宇都宮市が進める次世代型路面電車(LRT)事業の早期着工を目指す市民大会が2日、同市の県総合文化センターであり、約3000人(主催者発表)が参加した。LRT推進の市民大会では過去最大規模となり、立ち見や会場に入りきれない人も多くいた。 (藤原哲也)

 大会は宇都宮商工会議所や事業に賛成する市民団体など十三団体が実行委員会を組織して企画した。主催者あいさつで関口快流(かいりゅう)・宇都宮商議所会頭は「多くの皆さんが早期開業を心待ちにしている。その思いを集めて大きなうねりを起こしたい」と話した。

 基調講演では新交通システム推進議員連盟会長の逢沢一郎衆院議員がLRTの特徴や利点を解説。乗降が容易で環境に優しく、高いデザイン性から街のシンボルにもなる点を挙げた。さらにフランス・ストラスブールや富山市などの先進地を紹介。宇都宮市を後押しすることも約束した。

 会場には佐藤栄一市長や沿線となる芳賀町の見目匡(ただし)町長、福田富一知事ら行政関係者が駆けつけ、一丸となって取り組む姿勢を強調。一日も早い着工と開業、延伸を目指す大会決議をして閉会した。

手作りボードを持ってアピールをする市民団体のメンバー=いずれも宇都宮市で

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 一方、会場の外では、事業に反対する市民らでつくる「宇都宮市のLRT問題連絡会」のメンバーが、市民大会の出席者に向けたアピール行動を展開した。

 「LRT本当に必要ですか?」などと書かれた手作りボードを持ったメンバー約二十五人が、会場入りする人々に示して静かにアピール。大会が始まると、中心市街地のオリオン通りに移動して事業の賛否を問うシール投票を実施した。

 連絡会は八月に市や市議会に対して、国への工事施行認可申請の取り下げなどを求める申し入れ書と陳情書を提出したばかり。保坂栄次共同代表は「今後は国への働き掛けを行いつつ、宇都宮に合った公共交通のあり方も研究して提言したい」と話していた。

 

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