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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記> 数的不利続く 遠ざかる年間1位

第17戦終了後にファンにあいさつをする選手たち。シーズンの大半を4選手で戦わざるを得なかったが、次戦からは23歳以下の日本代表選手たちも復帰するので、快走を期待したい=9月23日、前橋市で

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 自転車ロードレースの国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)第十七戦「まえばしクリテリウム」が九月二十三日、第十八戦「まえばし赤城山ヒルクライム」が同二十四日、前橋市で開催された。

 二十三歳以下の日本代表として雨沢毅明、小野寺玲、岡篤志の三選手が欧州遠征中の宇都宮ブリッツェンは、この二連戦も鈴木譲、阿部嵩之、飯野智行、馬渡伸弥の四選手という数的不利の戦いとなった。

 第十七戦は、序盤にできた五人の逃げ集団に飯野選手が入ってレースを展開。しかし、この逃げ集団は残り2周となる13周目にメイン集団に吸収される。

 その後はゴールスプリントに向けて、阿部、馬渡の二選手が鈴木選手を集団前方に引き上げアシスト。鈴木選手はスプリントの末に5位となった。

 第十八戦は各選手の純粋な登坂力が試されるヒルクライム。ブリッツェンは上りに強い飯野選手に期待がかかったが、前日の第十七戦の逃げで疲弊していたのか、ふるわず12位。鈴木選手の7位がチーム最上位だった。

 平たんのクリテリウムと登坂のヒルクライムという性格がまったく異なるレースで、ベテランオールラウンダーの鈴木選手がトップ10に入ったのは評価できる。

 しかし、二戦ともに年間ランキング1位を走るマトリックスパワータグに勝利を挙げられ、2位のブリッツェンは大きく離される結果となった。

 今季のJPTは、残りあと四戦。現実的に年間ランキング逆転は難しくなったが、四戦中三戦は獲得ポイントが大きいレースが残されている。

 くわえて、次戦からは二十三歳以下の三選手がチームに復帰する。残り四戦を一戦必勝の気持ちで戦い、少しでもポイント差を縮めて、良い形でシーズンを締めくくれることを期待したい。

<レース概要> 昨年からJPTに組み込まれた前橋市での2連戦。第17戦は群馬県庁周辺の1周3.5キロのコースで争われたクリテリウムで、第18戦は21.5キロのヒルクライムで争われた。

 

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