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【栃木】

中秋の名月と舞を楽しむ 宇都宮の蒲生神社で「観月会」

雅楽や舞が奉納された蒲生神社の「観月会」=宇都宮市で

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 中秋の名月となった4日夜、宇都宮市の蒲生(がもう)神社で「観月会」が開かれ、幻想的な雅楽(ががく)や神楽にのって巫女舞(みこまい)などが披露された。

 この神社は江戸時代後期に皇室の陵墓保全などを訴えた儒学者蒲生君平(くんぺい)が祭られ八幡山の森の中にある。宮司の葭田孝(よしだたかし)さんは八坂神社(同市)の宮司を兼務しており、同神社氏子により受け継がれてきた雅楽や太々神楽(だいだいかぐら)(市無形文化財)による観月会が毎年催されている。

 特設舞台には、日光市の草月流創作華道家川村晃仙(こうせん)さんによるタケやススキなどを生けた巨大な月見飾りが設けられ、雅楽が奏でられる中、地元の小学生の女児5人が厳かな巫女舞を披露した。

 太々神楽では、江戸時代から伝わる面をかぶった舞手が、厄よけや五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る演舞を奉納。最後には縁起物の餅がまかれた。

 会場では、月見団子やけんちん汁が振る舞われ、大きな月が空に浮かぶ中、約300人の市民が松明(たいまつ)の下で繰り広げられる雅(みやび)な舞に酔いしれていた。 (蒲敏哉)

 

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