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【栃木】

<衆院選>候補者は主張する 3区

(届け出順)

槙昌三(まき・しょうぞう)さん(74)共新

 国民の力で改憲阻止

 暮らしを守る観点から、安倍晋三首相が衆院解散時に表明した消費税10%の増税分の使途変更について批判を始めた。「国民は増税自体に反対だ。増税するなら大企業や富裕層に応分の負担をしていただきたい」。大企業が持つ内部留保にも着目して訴える。

 政権批判のトーンが強くなったのは、安倍首相が意欲を見せる憲法九条の見直しに触れたときだ。自衛隊の存在を新たに明記する首相の方針を説明した上で「日本が再び戦争する国、できる国になってしまう。国民運動の力でストップさせる」と強い口調で語る。

 その話の流れで、改憲勢力もけん制。小池百合子東京都知事が率いる希望の党が改憲容認の立場であることから、「小池さんは断じて国民の立場に立つ人ではない。自公の補完勢力。憲法改悪を掲げる自公とともに厳しい審判を下そう」と呼び掛ける。

 二十四年間の町議経験などを生かし、選挙区内で目立つ農業の衰退に打開策を講じて地域経済の活性化を図ろうと主張する。「(農産物の)外国からの輸入自由化をストップし、自給率を上げて暮らしと地場産業を必ず守る」。そう決意を述べて支持を訴える。

 ▽座右の銘 初心忘れるべからず

 ▽趣味・特技 ウオーキング

石渡剛(いしわた・つよし)さん(48)諸新

 自衛隊を「国防軍」に

 「首相の延命を第一に解散した。本当に国難なら解散すべきでなかった」。冒頭から安倍晋三首相の衆院解散判断を真っ向から批判すると、国の仕事は国民の命と財産、安全を守ることと定義。「それを投げ出した安倍さんは日本を愛していない」と糾弾した。

 北朝鮮情勢を受け、国防強化とその前提となる憲法九条の見直しが喫緊の課題と位置付ける。「憲法を守って国民の安全が脅かされるなら変えるべきだ」。戦後日本の平和を守ってきたのは自衛隊と日米同盟だとも強調し、「自衛隊を国防主体の軍にすべきだ」とも述べる。

 一方で、改憲議論には時間がかかることから、当面は憲法九条全文の解釈変更によって北朝鮮情勢に対応するとも主張。「日米同盟を軸にしっかりと手を結び、毅然(きぜん)とした態度で有事に備える」と約束する。

 経済政策では消費税の増税に反対し、減税による経済活性化を主張する。「税収を上げるなら減税による景気回復以外にない」。こう断言しつつ、大胆な地場産業への投資の必要性を語り、「3区は恵まれた観光資源と素晴らしい農産物を生産している。もっとPRしたい」と意気込む。

 ▽座右の銘 何もしなければ、

  何も変わらない

 ▽趣味・特技 バイク、マラソン

渡辺美由紀(わたなべ・みゆき)さん(58)希新

 父の志受け継ぐ決意

 父である渡辺美智雄元外相との思い出話から演説は始まる。共にした闘病生活などを振り返り、「父は苦しい立場の人に心を注いできた。普通の人が普通に幸せに暮らすことを大事にしてきた」と述懐。同じ思いで政治家を志した決意をにじませる。

 税理士として経営者の話を聞く中で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の恩恵が地方に届いていないと実感している。「地方経済の回復はまだ道半ばだ」と前置きし、「所得が低い人ほど負担の大きい消費税の増税は凍結すべきだ」との主張を展開する。

 社会保障の充実に話が及ぶと、選挙区内では待機児童よりも介護の問題が深刻だと力説。「介護で女性ばかりに負担が増えれば社会の損失だ」と女性目線で医療や介護のコスト見直しを約束し、「多くの女性から女性候補者への期待をいただいた。心強い限り」と感謝の言葉を述べる。

 公示直前での出馬表明となったが、政界転身の意欲を強く示す。「政治経験は全くないが、皆さんの意見を聞いて生活に反映させるのが政治だ」と断言。最後は「渡辺美智雄のやり残したことを私にやらせてほしい」と心情に訴えた。

 ▽座右の銘 温故知新、道近在

 ▽趣味・特技 ヨガ、スキューバ

  ダイビング、散歩

簗和生(やな・かずお)さん(38)自前<2>=公

 地元密着の姿勢貫く

 「政治信条の地元密着、現場主義は変わらず貫いていく」。集まった支持者の前で決意を語ると、地元と国政のパイプ役として五年間活動してきた歩みに触れ、「国会議員として皆さまの声をしっかりと国政に届け、課題を一つ一つ解決する」と意気込む。

 地元密着の姿勢は徹底している。農業改革が叫ばれる中でも、「本当に地域のためになる農業を作っていく。国内の農業はしっかり守る」と宣言。経済分野では高い技術力を持つ中小の地場産業が日本の競争力を支えているとして、商工業の振興にも取り組むことを強調した。

 特に安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果を着実に地方へ波及させることが大事だと力説。「地方創生の取り組みは始まったばかり。ここで止めるわけにはいかない」と語りかけ、地元の地域間連携を後押しすることも約束して自公政権の継続を訴えた。

 有権者の関心が高い問題として安全保障政策を挙げ、「北朝鮮の暴挙に対してしっかりとした国防体制を築く」と強調。最後は「国政とのパイプをさらに太くしたい。地域のさらなる発展のため先頭に立って頑張る」と締めくくった。

 ▽座右の銘 初心忘るべからず

 ▽趣味・特技 野球、読書

 

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