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【栃木】

足利と日光の高校生がデザイン

デザインを考えた足利南高家庭クラブの(前列左から)清水瀬七海さん、小野里紗智さん(後列左から)佐藤舞華さん、石川茉奈さん、宇梶莉彩さん=足利市で

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◆足利南高生「地域を知って」 コーヒー包装に銘仙と織姫神社

 足利市の新たなお土産として、かつて盛んに生産された絹織物「足利銘仙」と足利織姫神社をパッケージにデザインしたドリップコーヒー「織姫ブレンド」が発売された。足利南高校の生徒が市内のコーヒー製造販売会社テラトレーディングと協力して、デザインを考えた。生徒たちは「たくさん買ってもらって、足利のことをもっと知ってもらえれば」と期待している。 (吉岡潤)

 同社が「今年は足利織姫神社遷宮八十周年の節目。観光誘客につながる商品を作りたい」と市観光振興課に相談。三年前から古布を使って小物を製作するなど足利銘仙のPR活動に取り組んでいる同校家庭クラブとの協力が実現した。

 市担当者は「八十年前、足利銘仙の生産が最も盛んだった時期に社殿が建てられたというストーリーのつながりがあった」と説明。元々、生徒たちが「商品作りに携わってみたい」と希望していたこともあり、話がまとまった。

 パッケージのデザインは神社の写真と銘仙柄が斜めに折り重なる形で「着物の前合わせ」を、その下の商品名が記された黒い線で「帯」を表現している。「私たちには思いつかないものが出来上がった」と同社の尾花正一社長(66)はいたく感心。商品名のローマ字表記も「外国人観光客向けに入れた方がいい」と生徒たちが提案したという。

 家庭クラブ委員長の三年小野里(おのざと)紗智さんは「デザインも色も何パターンかあって、どれが合うか考えた。銘仙、織姫神社、コーヒーの“ブレンド”で、それぞれのPRになればいい」と話した。

 六袋入り五百四十円(税込み)。市内の太平記館と足利観光交流館あし・ナビで販売している。

学生のデザインで完成した日光箸置き

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◆文星芸大生「身近に置ける」 箸置きに市内名所

 日光市は市のPRに役立てるために配る品として、市内の名所などをモチーフにした「日光箸置き」を製作した。市と連携協定を結ぶ文星芸術大(宇都宮市)の学生がデザインした。市職員が市外で要望活動する際に活用したり、市外からの来訪者へのお土産に使ったりする。

 箸置きは1セット5個入りで、モチーフは日光東照宮の眠り猫、日光山輪王寺三仏堂、日光二荒山神社神橋、日光杉並木、ニッコウキスゲ。地場産業の振興につながればと、日光ブランドにも認定されている「足尾焼」で作った。

 製作にあたり、文星芸術大デザイン専攻の学生から、傘や手ぬぐいなど十数種の提案があり、「日光らしさ」や「身近に置ける」などの観点から箸置きを採用。パッケージも学生がデザインした。製作数は1000セットで、一般には配布しないという。 (小川直人)

 

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