東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

夕闇の巴波川沿い照らす竹あかり 栃木で遊覧船船頭と工高生徒製作

竹あかりが並ぶ「蔵の街遊覧船」乗り場付近

写真

 栃木市の中心を流れる巴波(うずま)川沿いで、夕刻になると「竹あかり」が点灯する。巴波川を行き来する「蔵の街遊覧船」の船頭と市内の栃木工業高校の生徒が製作した。蔵と黒塀が続く風景に溶け込み、地元では「新たな冬の風物詩として多くの人に足を運んでほしい」と散策を呼びかけている。 (吉岡潤)

 竹あかりの設置は、船頭や市民有志らでつくる「開運・幸来あかり委員会」が企画した。遊覧船の待合所(同市倭(やまと)町)そばの巴波川橋から、横山郷土館(同市入舟町)に近い常盤橋付近までの約三百三十メートルに百八本を配置。来年二月末まで毎日午後五〜十時に点灯する。

 同会委員長の森田裕男(やすお)さん(55)によると、昨年十二月〜今年二月、遊覧船の待合所周辺に、船頭が手作りして十八本の竹あかりを試験的に設置。「非常に好評だった」ことから規模を拡大し、「第一回うずまの竹あかり」として本格的に実施することを決めた。

ひとつずつ絵柄が違う竹あかり=いずれも栃木市で

写真

 竹あかりは、竹に穴を開けて模様を描き、中でLED電球が光る構造。本数の大幅増加にあたって、栃木工業高校が「まちづくりに貢献したい」と協力を申し出て、生徒約二十人が四十四本を手掛けた。

 一日の点灯式には生徒らも参加し、船上から竹あかりを鑑賞した。電子科三年の大島暁都(あきと)さん(17)は「電動ドリルを使って細工したが、曲面なので穴を開けるのが難しかった。でも思ったよりいい出来で、点灯したのを見て感動した。多くの人に見てほしい」と満足そう。森田さんも「一本一本、デザインが違う。ゆっくり歩いて眺めていただければ」と話した。

 屋形船(最終午後七時出発)からも鑑賞できる。問い合わせは、蔵の街遊覧船=電0282(23)2003=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報