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【栃木】

かんぴょうスピーカー“反響”上々 かわいさと高性能が評判

新ブランドで販売拡大を目指す高橋昭さん=小山市で

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 本県が全国一の生産量を誇る特産品かんぴょうの原料を使い、小山市のカーオーディオ専門店「サウンドテック高橋電機」が開発したスピーカー「fucucchi(フクッチ)」が、見た目のかわいさと高い音響性能で人気だ。社長の高橋昭さん(67)は「オーディオに関心がなかった人にも、音の良さを味わってほしい」と語る。

 高橋電機は一九六九年創業。高橋さんは自然素材が伝える音の響きに可能性を感じ、二〇一三年春、かんぴょうの原料となるユウガオの実「ふくべ」を使ったスピーカーの開発を始めた。

 ユウガオの実は、知り合いの農家に栽培を依頼し、収穫から約二年かけて乾燥させる。製作は全て手作業で、中身をくりぬいた丸い実に二基はめ込まれたスピーカーユニットが、クリッとした目のように見え、二本の脚を付けた外観は「ゆるキャラみたいでかわいい」と、インターネットや展示会で評判だ。

 「ユウガオの実は世界中で楽器に使われてきた」と高橋さん。皮が厚く大きな実は、低音を響かせ、音を遠くまで飛ばすのに適しているといい、「特に弦楽を聴くのにうってつけ」という。

 製品ごとに形や大きさが異なるのも魅力で、価格は十六万〜二十三万円(税別)。今年九月末には「ブルースターサウンズ」のブランド名でオンライン販売のホームページを立ち上げ、販路拡大を目指している。

 高橋さんは「培ってきた音響のノウハウを生かした製品ができた。県の特産品をアピールすることにつながればうれしい」と笑顔で話している。

 

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