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【栃木】

花粉の少ないとちぎの森づくり 県とタマホームが協定

協定を結んだ福田知事(左)と玉木社長=宇都宮市で

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 県は十三日、住宅メーカーのタマホーム(東京)と「花粉の少ないとちぎの元気な森づくり」で連携する協定を結んだ。花粉症の主要な発生源であるスギについて、同社が県内のスギを建築資材として積極的に利用し、県は花粉が少ない品種への植え替えを支援することで、花粉症対策につなげる。 (北浜修)

 同社は関東のスギでは唯一、栃木県産を建築資材として扱っている。使用量も年間約五千立方メートル分と、創業の地でもある九州や、秋田県のスギなど東北に次ぐ規模という。

 協定により、今後も栃木県のスギを積極的に使うほか、植え替えの支援費として百万円を県へ寄付する予定。同様の協定を大分、宮崎両県と結んでおり、栃木は三県目という。

 県庁で協定に調印した玉木康裕社長は「優良な国産スギ、栃木のスギのおかげで、優良な住宅を提供できる」と、県のスギの品質を評価。その上で「協定が花粉症対策の一助になれば。北関東のスギが改善すると、東京や横浜の人々も喜ぶのではないか」と、好影響が県内にとどまらず首都圏へ広がることへ期待を込めた。社長自身、花粉症の症状があると言い「春はつらい」ともつけ加えた。

 これに対して、福田富一知事は「花粉症に悩む県民にも朗報だ。花粉の少ない森づくりを加速させる」と応じた。

 県はここ数年、花粉の少ないスギの苗木に植え替える作業を支援している。二〇一六年度では、植え替えられた六十三万本のうち約三十万本が、花粉の少ない品種という。

 

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