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【栃木】

アビリンピック 県勢最多10人入賞

入賞した県勢の選手たち=宇都宮市で

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 県内で初開催された第三十七回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の閉会式が十九日、宇都宮市の県体育館で開かれ、十八日にあった競技の成績が発表された。県勢は金賞二人を含む過去最多の十人が入賞を果たした。 (高橋淳)

 一つの大会における県勢の入賞者は前回の三人が最多だったが、大幅に更新した。金賞を複数獲得するのは初めてという。今大会の都道府県別の入賞者も、二位・愛知の七人を引き離してトップだった。

 金賞に輝いたのは、フラワーアレンジメントに出場した大田原市の小川留乃さん(21)=LITALICOワークス那須塩原=と、コンピューター利用設計システムで製図をする機械CADに出場した日光市の藍原直生(なおいき)さん(30)=河淳=の二人。ともに昨年に続く二回目の出場で快挙を成し遂げた。

 小川さんは花束と花嫁のブーケ、食卓テーブル装飾の三点を製作。使う花の選択や配置を考え、美しさと実用性を追求した。「良い結果が出せてうれしい」と喜んだ上で「内容は、まだまだ」と、さらなるレベルアップを見据えた。

 藍原さんは「金賞なんて全く考えていなかった。自分でもびっくり」の快挙だったという。金メダルを首にかけて「得意分野と課題が重なってラッキーだった。自然体で自信を持って臨めた」と振り返った。

 ほかに銀賞を二人、銅賞を三人、銅賞に次ぐ努力賞を三人が受賞した。このうち、喫茶サービスで銅賞となった日光市の山口夏実さん(17)=県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園二年=は「楽しかった。自分の良いところを出せた」と笑顔で話した。

 福田富一知事は、好成績を収めた県勢を「日頃鍛えた技能を存分に発揮した結果で、まさに栃木の誇り」とたたえた。

 今大会には二十二種目に全国から三百六十五人が出場。県勢は十九種目に二十九人が出場した。

 県勢の他の入賞者は次の皆さん。

 ▽銀賞 石原由唯(県立今市特別支援学校)山室愛菜(県立足利中央特別支援学校)▽銅賞 山本勇(栃木銀行事務システム部)村田勇樹(県立盲学校)▽努力賞 渡辺亨(アサヒ北関東障害者自立センター)高根沢務(富士通テレコムネットワークス小山工場)八染まどか(県立盲学校)

 

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