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【栃木】

孔子と高弟まつる 足利学校で「釋奠」

足利学校で行われた伝統行事の「釋奠」=足利市で

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 足利市の史跡足利学校で二十三日、儒学の始祖である孔子とその高弟をまつる恒例行事「釋奠(せきてん)」が行われた。文化財の専門家や教育関係者、市民有志らでつくる釋奠保存委員会が主催し、市民ら約百人が伝統の儀式を見守った。

 笛や太鼓などの音が響く中、祭官を務める同委員会の会員らが一六六八年に造営された孔子廟(びょう)に入場。祭官は和泉聡市長ら立会人の前で、孔子座像などに向けて米や魚、野菜、牛肉、酒などを供えて香をたいた。続いて、祭官を代表して「掌事(しょうじ)」の吉田哲也さんが孔子の教えを尊ぶ祝文を読み上げた。

 「釋」「奠」はともに供え物を置くという意味。孔子と弟子たちをまつる「釋奠」は中国から伝わった。足利学校では、かつて冬至に行われていたが、大正時代に十一月二十三日に変更されて続けられている。 (吉岡潤)

 

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