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【栃木】

山城サミット 貴重な史跡、地域活性化に生かす 佐野で開幕 1200人議論聞く

パネルディスカッションで熱の入った発言を重ねた春風亭昇太さん(右から2人目)やダイアモンドユカイさん(右端)ら=佐野市で

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 「全国山城サミット」が二十五日、佐野市で開幕した。山を利用して築かれた山城の保存や活用を進めている自治体の関係者らが集まり、山城を地域活性化に生かすための情報交換の場として開かれており、二十四回目。 (吉岡潤)

 初日は同市文化会館で、山城の魅力を巡るパネルディスカッションや講演などが行われ、約千二百人が聞き入った。最終日の二十六日は、国指定史跡である佐野市の唐沢山城跡の見学会や関連イベントが予定されている。

 全国山城サミット連絡協議会には九十八市町、百五十五城が加盟。サミットは一九九四年に兵庫県で第一回が開かれ、全国各地に舞台を移して回を重ねてきた。関東では二〇〇六年の群馬県太田市に続いて二回目となる。

 パネルディスカッションには、城好きで知られる落語家の春風亭昇太さんや佐野市に住むロック歌手ダイアモンドユカイさんが登場。唐沢山城をはじめとする山城の魅力などについて、城郭考古学者の千田(せんだ)嘉博・奈良大教授らと熱の入った意見を交わした。

 この日、唐沢山城跡を訪れた昇太さんは「唐沢山が地域の人にとって特別な場所であり、そこに城を造ったということが、景色を見て分かった」と発言。千田教授は、唐沢山城跡について「これほど遺構が良好に残っているのは全国的にもまれ。遺構を体感できるという意味で屈指」と評した。討論後、ユカイさんがサミットのテーマソングを披露した。

 また自治体による山城の保存や活用に関する事例発表もあり、太田市の金山城跡などが紹介された。

 

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